☆みんなで平和について考える日&大掃除☆
- 公開日
- 2020/08/06
- 更新日
- 2020/08/06
幼稚園の生活★
令和2年8月6日(木)
今日は朝から、園内の溝掃除をしていると、「せんせい、何やってるん?」と制服から遊び着に着替えた子どもたちが、何人か集まってきました。
「溝にいっぱい土がたまってるから出してるの。水が流れないと、幼稚園が海みたいになっちゃうかもしれないから…」と汗をいっぱいかきながら話していると、「せんせい、手伝うわ〜!」とみんなスコップや手押し車などを持ってきて、お手伝いをしてくれました。
「遊ぶ時間がなくなっちゃうよ」「せんせい一人でも大丈夫だよ」と子どもたちに声をかけると、「大丈夫大丈夫。これが遊びやもん」「せんせい一人じゃ疲れるから…」など、子どもたちの優しい思いや言葉が返ってきて、嬉しすぎて胸がいっぱいになりました。
お手伝いしてくれて、本当にありがとう♪みんなのおかげで溝がピカピカになりました☆
そして今日は8月6日。1945年の8月6日は、広島に原爆が投下された「原爆の日」です。幼稚園の子どもたちに戦争の話は少し難しいかもしれないけれど、今、自分たちがどのように友だちと接していくことが、平和な世の中につながっていくのかを考えてほしいと願い、みんなでホールに集まりました。
そこで、子どもたちが遊んでいる時に実際に起こるような場面を先生たちが寸劇をして見せました。「一つしかないおもちゃを取り合っている場面」「やめてと言っている友だちの声を聞かずにやり続けてしまう場面」などです。劇を見て客観的に考えた子どもたちは、「貸してって言ったらいい」「交代で使ったらいい」「やめてって言われたら、すぐにやめる方がいい」など、自分の考えをどんどん出してくれました。
幼稚園は集団生活です。自分の思い通りにならない体験もたくさんあります。その思い通りにならない体験から、他の人にも気持ちがあることを知っていきます。
友だちとかかわる中で、いろいろな体験をし、人とよりよく関わっていける力を身につけてもらえることを日々願いながら、幼稚園では子どもたちの心と向き合っています。
今日の平和についてみんなで考えたことも、子どもたちの心のどこかに少しでも残ってくれていたら嬉しいな…。
さて、1学期も明日で終わり。今まで使ってきた自分のロッカーや靴箱をきれいに掃除しました。砂場の道具もピカピカになるまで洗いました☆
みんなで力を合わせて大掃除をすると、あっという間にピカピカ幼稚園に…☆
明日はきれいになった西幼稚園で、1学期の終業式を行います。
みんなが元気いっぱいで来てくれますように…♪