不審者想定避難訓練をしました。
- 公開日
- 2013/06/21
- 更新日
- 2013/06/21
学校より
21日(金)、不審者が侵入したことを想定して、避難訓練を行いました。
まず、不審者が侵入した時の対応について、各教室でDVDを見ました。そして、「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「もどらない」の『おはしも』を守って体育館に避難しました。不審者からの身の守り方について、校長先生や警察の方からお話を聞きました。
校長先生のお話
今から12年前の2001年、平成13年6月8日の午前10時20分頃に、大阪教育大学附属池田小学校に不審者が侵入したくさんの犠牲者が出るという悲しい事件が起きました。このような悲しい事件が二度と起きないように学校では校門に受付員さんを配置したり、パニックボタンを教室に置いたり。地域では見守り隊の方が登下校時に通学路に立ってくれたり、また今日のような避難訓練を毎年行っています。
みなさんは、今日は落ち着いて、先生の指示に従って、避難できていたと思いました。今、落ち着いてと言いましたが、地震・火災・不審者侵入といったものが突然起きた時には、パニックになってしまって、普段の行動がとれなくなってしまうかもしれません。そのようなことにならないように、常日頃から危険から身を守るにはどうしたらよいのかをしっかりと考えておいてほしいと思います。
今日は、校舎の中に不審者が侵入したことを仮定して避難訓練を行いました。避難する時のいくつかの約束がありますが、覚えていますか。「お」・「は」・「し」・「も」ですね。「押さない」、「走らない」、「しゃべらない」、「もどらない」でしたね。 不審者といつ出くわすかもしれません。登下校の途中、友達の家に遊びに行く途中、習い事に行く途中かもしれません。それも突然後ろから現れたり、声をかけてきたり、追いかけてきたりするかもしれません。
いずれにしても、先ず落ち着いて、どうしたら危険から逃れられるのかを考えることだと思います。「逃げる」、「大声を出す」、「近くの家に助けを求める」、「周りの大人に助けを求める」、「防犯ブザ−を鳴らす」等が考えられます。
また、声かけの手口として、「お菓子をあげる」、「お金をあげる」から「車に乗って道を教えてほしい」「お家の人に頼まれたから」など、言葉たくみに車に乗せようとするかも知れません。知らない人には絶対について行かない、車に乗らないようにしてください。
不審者に出会ったら、すぐに110番をしてください。警察への連絡で一番早く連絡ができます。そして、次の被害が防げます。自分ができなかったら、まわりの人にお願いをしてかけてもらってください。
日頃から、自分の命を守るにはどうしたらいいかをよく考えておくようにしてください。