学校日記

観劇会

公開日
2011/09/30
更新日
2011/09/30

学校から

9月30日(金)
 今日は観劇会がありました。
 午前中に1・2・3年生、午後は4・5・6年生がを観賞しました。
 劇団風の子関西 のみなさんが星のひとみという劇を上演してくれました。今から100年ぐらい前に書かれたフィンランドのトべりウスという作家の作品です。
 朝7時前から照明や音響、舞台、鑑賞席の準備を始めてくれました。
 児童が入って座る場所も案内してくれました。本校の体育館の舞台側が児童の鑑賞席で、階段のようにしつらえて見やすい席にしてくれていました。
 衣装も舞台もとてもシンプルです。角をつけてトナカイを、手に爪をつけてオオカミを表します。舞台には大きな屏風が数本立ち、山や村やリンゴ畑などの景色を、小さな屏風で雪や風を表します。そのシンプルさが逆に子どもたちの想像力をかきたてるのです。
 役者の人が「ほら、あそこ」「あ、月が」と、みんなの後ろの方に視線を向けると思わず後ろを向いていました。
 お話は子どもたちの純粋な心を描いた、心温まるお話でした。
 俳優の方の生身の動き、歌・踊り・セリフ、走る跳ぶ…など子どもたちの目の前で豊かに演じられました。
 刺激的なメディアに慣れている子どもたちも、静かで穏やかで、また激しくユーモラスに、目の前で演じられる舞台に、じっと見入っているようでした。