保健集会
- 公開日
- 2011/06/28
- 更新日
- 2011/06/28
学校から
6月27日(月)
今日の児童集会は保健委員による発表がありました。歯のお話でした。保健委員の皆さんが以下のような話を、大きな絵を使って説明してくれました。
「歯」のお話
「歯」には、平たい形、とがっ形、臼のような形があります。動物の歯は食べ物の種類によって形が違うのですが人間の歯は、肉や魚、野菜、穀物、豆等、様々なものを食べる食生活に合わせていろいろな形があります。
子どもと大人とで歯の本数が違うのはあごの大きさが違うからです。乳歯から永久歯に生え換わる時期にしっかりあごを発達させておかないと増えた分の歯がおさまりきらず歯並びが悪くなってしまいます。
歯の土台の部分は「歯ぐき」「歯肉」とよばれます。口の中に食べカスなどの汚れがたまると細菌が増え、歯茎に炎症を起こします。歯周病の始まりです。
歯の表面のエナメル質は酸に溶けやすいが弱点です。口の中のミュータンス菌が食べカスなどの汚れを食べて酸を出し、エナメル質を溶かして虫歯になります。
歯周病や虫歯があると好きなものが思うように食べられなくなります。
食べることは私たちの命を保つために絶対に必要なこと。そして生きていくうえでの大きな楽しみでもあります。それを支えているのが歯なのです。
最近の研究で、80歳で自分の歯が20本残っている人は、そうでない人に比べて、目や耳、体のバランスや体力が優れているそうです。今している歯磨きが、何十年も先の生活を左右することにもなるのです。
歯ぐきや虫歯に気づいたら早めに歯医者さんで見てもらいましょう。
これから長い間、あなたの健康な生活を支えてくれる大切な歯。きちんと手入れして、うんと長持ちさせましょう。
先日の歯科検診で、西校900名のうち、553人に治療のお知らせを出しました。
お知らせをもらった人は早めに歯医者さんに行って治療してもらいましょう。
最後に、6年間一度も虫歯にならなかった6年生(5名)が紹介されました。
みんなも歯を大切にしたいものですね。