お肉を作る仕事 聞き取り学習 〜5年生〜
- 公開日
- 2014/02/13
- 更新日
- 2014/02/13
学校から
2月12日
5年生は、今年も、総合学習・社会科学習の一環で、貝塚市在住のKさんから、「お肉を作る仕事」についてお話をお聞きしました。
Kさんのお話より
★わたしたちが大好きな牛肉!これは、言うまでもなく牛の大切な命をいただいています。「頂きます」と言うときには、ただ単に「食べる前のあいさつ」として言うだけではなく、命をくれる牛や、そのほかすべての生き物に対する感謝の気持ちを込めて、そして、作ってくれる人やみんなが食べていくために働いてくれているおうちの人への感謝をこめて言ってほしいです。
★牛さんの命を頂いてお肉を作るのに「殺す」という言葉は使いません。「割る」「さばく」と言います。可哀そう・・・と言う人がいますが、そう言う人も牛や様々な命を頂いて生きています。残さずありがたく食べることの方が大事です。おじさんたちは牛さんへの感謝をこめて碑を作りお参りしています。
★命の大切さでいえば、僕たちわたしたち、みんなの命も、とてもとても大切なものであり、友だち同士での いじめや,「死ね」「殺すぞ」などの言葉を安易に使うことは、やめてほしい。
★おじさんたちは、おいしいお肉を作ろうと、頑張っています。みんなが「おいしいなあ」と、言ってくれることはとてもうれしいことです。
でも、時々見学に来る人たちの中には「臭いなあ」などと言う人がいます。生き物を育てれば匂いは当たり前です。これは、おいしいお肉を作るために出てくる匂いです。「これを「臭い」という人は、お肉食べんといて」とつい思ってしまいます。こういうことも分かってほしいです。
子どもたちは、「牛も生きていたんだからこれからはもっと感謝の気持ちを持って食べようと思った」「食べ残ししないようにきれいに食べよう」などと言っていました