学校日記

6年生 後藤さんからの聞きとりをしました(3月10日)

公開日
2015/03/11
更新日
2015/03/11

6年生の部屋

 2日前の金先生に続き、6年生の子どもたちが「基本的人権の尊重」に関わる聞きとり学習を行いました。今日お話を聞かせていただいたのは、やすらぎ老人福祉センターに勤務されている後藤さんです。
 後藤さんとは、3年生の校区たんけん、4年生の仕事についての聞きとりの際も出会っています。今日は身近にある差別や、もうすぐ中学生になる子どもたちに対するメッセージについてお話してくださいました。
 お話ははじめ、今日が3月11日で、4年前に東日本大震災が起こった日であるということから始まりました。その後、20年前の阪神淡路大震災、70年前に終わった戦争の話となり、どの出来事も忘れてはならないことだと話されました。東小学校では修学旅行で広島に行きますが、いろんなことを学ぶ時期に、テーマパークではなく広島に修学旅行に行くことはとてもいいことだとも話されました。
 後藤さんは、自分や家族のお話を通して、世の中にはまだまだ、あってはならない差別があるということを教えてくださいました。子どもたちにも、いじめや仲間はずれは絶対にしてはいけないことで、それが差別につながってしまうから、もしそんなことがあった場合、「アカンことはアカン!」と立ち向かってほしいとおっしゃっていました。そして最後に、もし困ったことがあったら、いつでもやすらぎ老人福祉センターに話をしにきてくださいとメッセージを伝えてくださいました。
 中学校に進学する直前に、金先生と同様、仲間の大切さについてしっかりと考えることのできた聞きとり学習でした。