最新更新日:2024/06/06 | |
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児童朝礼での話(阪神大震災) 1.13
平成7年(1995年、今から16年前)の1月17日の午前5時46分に、阪神地域に大きな地震が起こり、火事も発生し、大変な震災となりました。
その被害は、神戸市だけで、小学生178名が亡くなり、校長先生や先生方も11名亡くなりました。兵庫県全体では、5000人以上の方が命を落とされました。 それにしてもこの大地震は、日本中の誰もが予想しなかった震度7という、そして神戸という大都市の直下を襲った烈震でした。 神戸は今までの町並みを失い、多くのビルが崩れたり、焼けたりしました。高速道路も傾いたり、途中で道路が切れてしまったりしました。学校の様子も、校舎は傾いたり亀裂といって裂け目ができたり、運動場にも裂け目が走っていて、教室で授業ができない状況でした。 人々の生活も、水道・電気・ガスがまったく使えなくなってしまいました。もちろん電話も使えなくなってしまいました。人々は、一瞬にして家を失い、家族を失い、生活ができなくなってしまいました。 学校の体育館が人々の避難所となり、体育館は大勢の人々の生活の場となりました。家族が生きているのかもわからず、探し回っている人々がたくさんいました。 先生も震災ボランティアとして、西宮市内の小学校へ行き、家族を亡くした児童と勉強したり、遊んだり、相談相手をしました。今では、神戸の町は見事な復興をとげました。そこには人々の復興へのすごい努力がありました。 いつ、何時地震が起きるかわかりません。そのためには日頃から、地震が起きたらどうしたらいいかを考えておく必要があります。そのための地震避難訓練を1月17日(月)に行います。この後、地震についてのビデオを見て、地震についてしっかりと考えてください。 学校長 冨田 高弘 |
貝塚市立北小学校
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