貝塚市立北小学校

校旗・校章

北小学校の校旗・校章

 北小学校の「校旗」や「校章」には、「ひめまつ」の折り松葉を交差させたデザインが使われています。全体は北小学校の「北」の文字にも見えます。


 ひめまつ(姫松)は一名「千古の松」と称され、幾千年の昔からひめ(姫)の様に気高くやさしい姿を朝な夕なに町の人々の前に現わし、遥か遠方からも眺められたと言われています。
 一説にはその昔、神武天皇が東征の折、軍兵を率いてこの沖を通られた時、すでに海浜で潮風を浴びていたとも言われています。また、名工として有名な左甚五郎が、ひめまつの枝を使って、みごとな天女像を作ったという話もあります。

 北小学校は、この名木ひめまつに因んで「校歌」と定め、「校章」もひめまつを象徴する松葉がとり入れられました。また貝塚市章もこの松に縁りがあります。
 ひめまつは、2000年以上の樹齢を保っていましたが、1928年(昭和3年)台風のため、北側の大幹が折れ、中央樹幹も次第に衰弱したので、昭和3年の秋の終わりに伐り倒され、現在では伐株が校庭に姿を残すだけとなりました。
 北小学校では今も子どもたちに、このひめまつのように雪や嵐などの厳しい条件に耐え、様々な困難を乗り越えていける立派な人になれるよう願っています。


【校旗・校章】 2024-04-11 09:46 up! *

画像1
画像2